国際公法

国際公法は、国際商事取引において、年々重要になってきています。国家は、以前にも増して、商業取引や投資取引の関係者として関与するようになってきています。多国間・二国間条約は、私的な第三者が外国人投資家と国家の間に生じる紛争を仲裁する機会を提供しています。

SR Shackleton LLPは、国際公法の基準、とりわけ国家、私人および企業との関係に関した法律上の権利および義務が関与する紛争において専門家としての助言を提供しています。国際条約、二国間・多国間条約、慣習法、文明国が認識する一般的な法原則、国家の慣習や判決、規則に関して助言を行います。

SR Shackleton LLPは、商業法および国際法の規範の両方が関与する国際公法のあらゆる分野における紛争や非訟事件において活動し、助言を行います。

当事務所は、プロジェクトファイナンス、インフラストラクチャプロジェクト、公共利権、エネルギープロジェクトおよび貿易紛争を含む商事取引に対する国際公法のインパクトについて、国家、国家当局および機関、国家の行政小区域および私的当事者のほか、民間企業および多国籍企業から常に相談を受けています。多くの場合、現地の弁護士や法律事務所からアドバイスおよび弁護士として支援するよう依頼を受けております。

専門分野

スチュワート・シャックルトン弁護士は、パリ第1大学 (パンテオン・ソルボンヌ) から国際公法専攻でDEA (「MA」) を取得しており、国際公法の実務では20年もの経験があります。国際クレーム、国家責任、政府間組織と国家の関係、国家承継、国境、外国投資、貿易規制および国家契約が関与する紛争や仲裁において、国家や私人に助言を行い、その代理人を務めてきました。国家、国家機関、国際公法組織、外交官および大使館の弁護、または対立する立場での弁護を務めてきました。国家に対して提起された収用に関するクレームの仲裁においても、単独仲裁人および仲裁廷の議長としての役目を務めてきました。

同弁護士は、国際投資紛争解決センター (International Centre for Settlement of Investment Disputes、ICSID)、ICC規則、LCIA規則および国連国際商取引法委員会 (United Nations Commission on International Trade Law、UNCITRAL) の仲裁規則に基づく手続において、現地の投資保護法、二国間投資条約 (Bilateral Investment Treaties、BIT)、エネルギー憲章に関する条約および国内/外国投資法から生じた国家・投資家間の紛争において代理人弁護士及び仲裁人を務めてきました。同弁護士は、国際仲裁判断の執行または異議申立てや国家主権による免責特権の問題について、英国裁判所において国家や国家機関の代理人を務めてきました。

シャックルトン弁護士は、国家や国家機関との仲裁に関するICCのタスクフォースの一員でもあります。また、国際仲裁に関する国際法委員会の小委員会において、カナダ代表団の役目も果たしました。

主要取扱業務

  • すべての国際仲裁廷や裁判所での手続の執行
  • 二国間・多国間の投資条約
  • 国家責任
  • エネルギー憲章に関する条約のクレーム
  • 資産および法律上の権利の収用
  • 海外汚職
  • 人権
  • 国家債務
  • エネルギー、石油・ガス、鉱業およびインフラストラクチャプロジェクト
  • 国境紛争および資源
  • 国家承継
  • 経済制裁
  • 石油利権
  • 条約交渉および草稿作成
  • 法、司法管轄区および執行手続の選択
  • 国家主権による免責特権および外交特権
  • 国際環境法
  • 国際貿易

 代表的な取扱ケース

  • 東欧の国家機関との建設契約から生じた紛争において、主要な中国の企業を代理。
  • 南米における公共インフラストラクチャプロジェクトの収用から生じた紛争において、数件のICSIDおよびUNCITRAL仲裁手続における欧州の投資家コンソーシアムを代理。
  • 港湾施設の建設から起因し、国家承継の問題が関与した中東の国家に対するICC仲裁において、欧州の企業を代理。
  • 水力発電施設の建設に起因する中央アジアの国有機関に対するICC仲裁において、日本の企業を代理。
  • カタールの主要な建設石油・ガスプロジェクトから生じた国家機関に対する紛争において、中東の企業を代理。
  • 鉱物生産および販売から生じた仲裁のほか、国家が関与する試みが成功裏に却下された関連の裁判手続において、アフリカの国家機関を代理。
  • 南米における商品生産投資の収用から生じたICSID手続において、英国の企業を代理。
  • 業務契約の強制的な再交渉から生じたアフリカ国家との投資紛争において、スイスの企業を代理。
  • 金鉱の収用から生じた投資紛争において、アフリカの鉱山企業を代理。
  • 石油採掘利権に関するICC仲裁判断の執行から生じた英国における裁判手続(控訴院を含む)においてリトアニアを代理。
  • 紛争対象の司法管轄区および国家主権による免責特権に関する裁判手続において、アルゼンチンの国家機関を代理。
  • アドホック仲裁判断の執行や国家主権による免責特権の問題から生じた裁判手続において、イエメンを代理。
  • 公共国際組織に対する仲裁において、ペルシア湾岸国のソフトウエア企業を代理。
  • プロジェクトファイナンス契約から生じた北アフリカ国家機関に対する仲裁において、中東の企業を代理。
  • 契約による請求権および仲裁について国連の専門機関に助言を提供。
  • 三つのアフリカ国家機関に対する仲裁において英国企業を代理。
  • 多数の公共インフラストラクチャプロジェクトに関して欧州の建設下請業者によって提起された収用クレームに関して、アジアの国家を代理。
  • 外国投資法の草稿作成に関してペルシア湾岸国家に助言を提供。
  • 道路工事の建設に関連し、東欧の国家に提起されたクレームにおいて、同国を代理。
  • 建設プロジェクトに対する政府からの料金回収に関するBITに基づくアジアの国との紛争、ならびに仲裁判断の執行を現地裁判所が拒否したことから生じた正義の否定に対するクレームにおいて、英国の建築家を代理。